ハンズ
白い頬を薄ピンクに染めて、やんわりとはにかむ。

俯いてモジモジと爪先を持て遊びながら、千尋は続けた。



「今日はこの後、検査があるから出ることは出来ないの。
明日も……
来てくれるよね?」

ふと、視線を上げた千尋の瞳が俺を見つめる。



「うん…」
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