私の意地悪な旦那様


「そう」なんていつもみたいに返した功希にホッとする。


そんな私のことを、功希が怪しむようにして観察していたなんて全く気付かなかったのだ。




次の日、少し遠くの薬局まで行ってあるものを買ってくる。

初めて使うそれに緊張し、説明書を時間をかけて読めば、恐る恐る本体へと手をかけた。




「陽性………」


しばらく時間をおけば、表れてきたその印。

どのぐらいそうしていただろうか。


がちゃりとドアの開く音がして、慌ててそれを戸棚へと隠した。



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