ひだまりシュガー ~イケメン達の秘密ノート~



好きじゃないのに、なぜかドキドキした。



とても胸が痛くて、切なくて、俺は泣きそうだった。




罪悪感なのか?




案の定フラれた俺。




それから、俺と優雅の佐藤の奪い合いが始まった。




でも、俺たちは忘れていた。



大事な「佐藤の気持ち」を・・・




佐藤が好きなのは、やっぱり姉貴の好きなあいつなんだ。



俺と優雅がいくら張り合っても、佐藤の気持ちは動かなかった。





わかってるけど、俺は意地になった。



ただ、優雅に勝ちたかっただけだった。





でも、そんな日々を過ごしているうちに、俺は本当に佐藤を好きになった。




こんなことってあるのか?



ドラマとかで共演して本当に恋に落ちる芸能人の気持ちがわかった。


俺は、擬似恋愛をしているうちに、本当に恋をした。







< 234 / 466 >

この作品をシェア

pagetop