あなたと生きたしるし
校舎に入って、有希は理系で私は文系だから1階と3階に分かれる。
ちなみに私は3階…。
階段は長いし、さっきのことで目が少し腫れてる。
はぁ…。誰にもバレませんように。
長い階段も登りやっとついた教室。
「あっ!花恋!おはよー!」
教室に入るなり、声を掛けてきたのは親友の高杉絢(タカスギアヤ)。
絢は私の中学からの友達で
スタイル抜群。
でも、美人なのに顔に似合わずサバサバした性格。