secret act Ⅱ



もぅ関わっているかもしれない...朔達は唖然としている。


私はゆっくり目を閉じた。


まだ何も起きてないと甘い考えをしていた自分に情けなくなる。


自分のことなのに.....
自分が一番知っていたはずなのに.....


グッと顔をしかめた。


そんな私を見ていたのか優菜さんが
「あくまでも私の勝手な予想よ。」 と、言うけど
その考えは間違ってないと思う。



「────ただ....」

その予想に理由でもあるのか優菜さんの躊躇いがちな声に視線を向けた。



優菜さんは飛翔さんに視線を向けていて
「───今、組の方でも何か起きてるんじゃない?」
と、厳しい顔つきをして言った。


まるで、それも関係しているかのように....


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