secret act Ⅱ



「裕美」


翔貴さんに呼ばれた。


「警備の事を聞いたか?」


『はい』


「俺も何度か利用したことがあるホテルだ。


───.....必ず守る。婚約の許可ももらった.....婚約してくれるか?」


翔貴さんの熱い視線。


私の答えは決まっていた。


『はい。』


そう返事をすると翔貴さんはそっと優しく私を抱きしめた。


そして耳元で「必ず守るから」と囁いた。


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