ヒマワリすず詩集2-サファイア編-
睨みを利かす
君はいつからか

冷たくなった

蛇に睨まれたカエルのように

君は冷めきっていた

いつからだろうか

それでも、手を取り合って

お互いに泣いて

今までの冷たかった君は

柔ない素顔を微笑んで

冗談話をしながら、

睨まれずに君は

さみしかったことを

僕は後悔をして

僕自身に嫉妬した

君がかわいそうだったのに

僕はなに一つ支えてあげてなかった

仕事ばかりで

悔やんで悔やみきれなかった
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