シフォンケーキにラズベリーソース。





「離れてみて、わかった。やっぱり…君じゃなきゃダメなんだ」





あなたのたった一つの嘘に対し、私が反した罪は…最大の裏切り…。






それでも私がいいって言うの?



それでも私を選んでくれるの?








鍵をかけて、もう開かないと誓った心。




だけど無理だった。



私の手に握られた鍵は、すでに鍵穴に差し込まれていた。








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