時わたりatラブ(仮)



ら「けほっ。

うぁ~。辛い‥。」


その考えは甘かった。

そのあと調子にのって稽古やら巡察やら土方の手伝いやら

とにかく忙しくしてたら

風邪ひいちゃいました‥。


そんな、重い症状じゃなくてちょっとした頭痛程だったんだけど土方の警告を無視してたら悪化しちゃって。


土「だから言っただろ。少し大人しくしとけって。」


ら「ごめんなさい‥。」



しゅんと落ち込む私におかゆを持ってきてくれた。




土「これ食べたら薬のんで寝て大人ししくしとけ。」


ら「薬イヤだ。苦いんだもん。」


土「飲まないと治んねぇぞ?取り合えずこれ食べろ、な?」



ら「はーい‥。」



お粥を貰おうと起き上がろうとすると




土「起き上がるな。食べさせてやっから。」



うわぁ。

それってあーん、っていう、あれ??

恥ずかしい‥。



ら「‥‥過保護~。」



照れたのがばれないように少し茶化してしゃべる。




土「はいはい。」




私の気持ちが分かっているのか苦笑しながら箸を差し出してくる。



ぱくり

久しぶりに食べたおかゆが美味しくてどんどん食欲がわいてきた。




ら「ん~♪

美味しい!もっと。」



夢中になりすぎて恥ずかしいのなんて吹っ飛んじゃった。



ら「ありがとう。土方。」




薬も無事に飲んで布団もかけ直してもらう。




土「あぁ。」


ら「なんか、お母さんみたいだったね。」


土「そうか?」


ら「ねぇ

此処さ、一人じゃ寂しいから寝るまで居てくれない?」





風邪の時くらい甘えてもいいよね?





土「っ、分かった。横にいるから、安心して寝ろ。」


横に寝転びながら、腕を差し出す。





ら「!腕枕してくれるの?」


土「ぁぁ。さっさと寝ろ//」


ら「うん!」






土方も照れ屋さんだな~♪













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