時わたりatラブ(仮)



「いただきまーす!!」


久しぶりにまともなご飯を食べれた気がする。


戦が長期化するにつれ物資を少ななってきてたんだけど、会津藩から分けてもらったり屯所の備蓄を使ったりして今日は少し豪勢だ。



原「ぱっつぁん、今日はお手柄だったな!」


藤「おう!助かったぜ、ありがとよ。」


永「当たり前だ!

真正面からぶつかるのが男だろ?」


ら「永倉さんらしい!」


沖田さんと斎藤さんはまだ帰ってきてなくて、土方の姿は戦以外でここ3日見ていないし話せていなくて…。


少し心配。


ご飯にも姿を現さないし。


ら「土方ってどこにいるかわかりますか?」


斎「副長なら今部屋にいたはずだ。」


後ろからいきなり声がしてびっくりしてしまう。


ら「え!

斎藤さん、いつのまに。」


気配消すのうまいんだよな〜。



斎「久しぶりだな。」


ら「はぁ、お久しぶりです。」


しかもなんか掴めない人。


ミステリアス!



ら「ありがとうございます。

ちょっと見てきますね。」


そう言って残っている夕飯をもって部屋をでた。






ら「土方、いる?」


土方の部屋の前で声をかけるけど返事がない。


なんでだろう?


斎藤さん、さっき部屋にいたって言ってたのに。


スー


襖を開けても


土方の姿はなく、


血で汚れた羽織と書き途中の書類や作戦図、引きっぱなしの布団…。


帰ってきてばっかりなのにどっかいっちゃったのか

その証拠に刀がない。


ご飯置いといたら食べてくれるかな?


栄養は取らないと、いくら鬼副長でも人間なんだから倒れちゃうもん。




机の書類をすこし整理しておにぎりとお味噌汁を置いた。


ら「冷たくなっちゃってごめんね、っと。」


あんまりこの時代の字には自信ないけど

和紙に書き置きもした。



食べてくれますように!!























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