鈴芽 ~幸せのカタチ~
第九章 イチロー
夢みたいな出来事のあと、
ちょっとだけ大変なことがあった。

オジサンの家をでて、
携帯電話をみると、
すごい数の着信とメールがきていた。

どれもえっちゃんだった。

しまった!!


『スーズー!!
さぁどうゆうことか説明してもらおうか!?

帰ったら連絡してって言ったでしょー?!

どれだけ心配したと思ってるの!

倒れて誰かに連れて行かれたんじゃないかとか、
帰る途中どっかで倒れたんじゃないかとか、

心配で眠れなかったんだから!』

えっちゃんは本気で怒っていた…。

『ごめん!
本当にごめん!

倒れて、朝までオジサンの家で寝てたの…。』

『えっ!!
会えたの?!』

『うん。』

嬉しそうに
恥ずかしそうに
頷く私を見て、
えっちゃんは 全てを悟ったようだった。
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