誓い
しばらくして、雪はやってきた。

「あれ?今日はみんなはやいんだね。」
「まぁな。」
「それよりまた新しい遊びを
持ってきたらしいぞ。」
「新しい遊び?」
「あぁ。」

俺が昨日の夜、ネットを漁って見つけた
≪誓い≫という遊び。

ルールは思ったよりも簡単である。
『まず、一枚の紙を用意する。
 中心に誓うことを1人1つ書く。
 中心を囲うようにメンバーの名前を書く。
 そして、誓いを破ったときの罰を記す。
 最後にメンバーの血を一滴、
 紙に垂らす。』
以上だ。

「うわ~、なんか楽しそう!」
「まぁ…、そうだな。」
「少し本格的だな。」

俺らはオカルト部。
絶対にやってはいけない遊びや場所、
都市伝説などいろいろなことを調べ、遊び、
楽しんでいた。

危険度が高いものから低いもの。
本格的なものであればあるほど
俺らオカルト部は楽しんで遊んでいた。



みんながこの≪誓い≫という遊びに
参加すると言うことで
さっそく作業に取り掛かった。
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