LOVEPAIN③
「大丈夫か?」
そう言って、成瀬は私の口元にその手を伸ばそうとしたけど、
私と目が合うとその手を引っ込めた
なんとなく、ぎこちない
「――前にも話しましたが、私、彼氏が怖いんです。
いや、この前の事とかで、前以上に、彼が怖い」
今、家に帰ったら、
仕事前の須田と顔を合わせるかもしれない
そう思うと、帰りたくない
ただ、かと言って、須田が私の家に全く帰って来なくなったら、
それはそれで寂しい
本当に、そんな自分が自分でよく分からない