LOVEPAIN③


「ああ。篤から受け取った。

で、あの涼太って奴から連絡有って、
口座を言われたからそこに振り込んだけど」




「あの、そのお金、
少しずつ私の給料から引いてくれません?

彼には、そのお金は必要無くなったとかなんとか言って、
篤さん経由で返して貰って」



その方法ならば、
須田も返って来たお金を受け取るだろう




「別にいいじゃんか?

あいつは“広子の為”に、そうしたいんだろ?」



なんとなく、その言い方が嫌味っぽい




「だから、です。

なんか嫌なんです。
須田が私の為に大それた事をするのが……」



ハッキリと言葉にすると、須田の言動が重い



左手の薬指の指輪にも、
縛られて、重くて仕方ない



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