LOVEPAIN③

「あ、あの、なんでホテルなんか?」



まさか、とは思うけど、
さっき平然な顔をしていただけで、
私の裸に欲情していたとか?




「なんでって?

車の中より、ベッドが有る方がゆっくりと眠れるだろ?
辛いんだろ?」



「えっ?」



ああ、私の為に?




「俺がお前に何かすると思ったのかよ?」



「いえ。そんな事は……」


確かに、少しは疑ったけど




「お前、一度俺にあんな目に遭わされて、
まだ疑わないわけ?」


そう言われて、
あの夜を思い出してしまう



車で山に連れて行かれて、無理矢理口で……




「――そうですね」



こうやって、のこのこと付いて行く私って本当に馬鹿なのだろう



それに、状況が状況でも、ラブホテルに来といて何かされたとしても、

自業自得だよな






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