魅惑な彼女

「……ちゃん、……あちゃん……」

微かに聞こえる声。

え?何?

「未亜ちゃん危ないよ!」

その声がはっきりと聞こえた瞬間、

ごん!

と鈍い音がした。

「いったぁ……」

どうやら未亜はぼーっとしすぎて壁に気づかずぶつかってしまったようだ。

……またか。

事故さえしなきゃいいけど。
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