光輝く彼を見つめて
海翔が変…
集合時間になり、水原くんと戻ると
結羽が駆け寄ってきた!


「ごめんね、美緒」


「何~うちら邪魔だった~?」


ニヤニヤしながら結羽に聞くと
耳元でこそっと何かを言った!



「付き合うことになっちゃった!」


「えーーー??」


「美緒、声デカイ!!」


「ごめん…」



結羽は真っ赤にして、私の口を手で塞いだ。



「で?そっちは~?」


「えー別に普通に回って…」


「え?何?怪しい…」



思わず、手を繋いだり腕にしがみついたことが
浮かんできて、言葉を詰まらせた…



「バスで教えてよ」



結羽はそう言うとバスに乗り込んだ。



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