interesting
遠くから見てるだけなら何も思わないけれど近くに来られると自分と比べられ負い目を感じてしまう存在。


私からしたらちょっと苦手な存在だった。


研修最終日。


「筒井さん。メアド、教えてよ」


後ろに座っていた青木から声を掛けられた。


最後の研修が終わり各々、帰り始めていた。


「…なんで?」


「友達になりたいから」


笑顔で言ってくる青木。


「…友達って…。
ここには仕事で来てるのであって友達作りに来てるわけじゃないし…。
…もう会う接点ないと思うし…」


ヤンワリとだけどキッパリと
断る理由を並べた。








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