意気地なしの初恋

私は、クラスでは可愛くて素直でおしとやかな明るい子として、みんなに可愛がられていた。なぜなら、私のクラス２年B組は何故か女子が、皆姉御肌なのだ。
そんな中、この事件はクラスにとっても大きかったのかもしれないそれは…


体育の時間の出来事だった。男子はバスケットボール、女子はバレーボールをやっていた。
私は、クラスの中で背が低くバックの方にいることが多かった。クラスで、分離してチームを作りゲームをやっていた。
一番背の高い子がセンターの時私は、中間の位置にいた。彼女は、アタックをした。そのボールは、勢い良く私の方に飛んできた。
そのボールは見事に私の頭と顔に命中、私の顔には、後がくっきり残っていた。その瞬間くらっときてしまいその場に倒れこんでしまった。生まれつきの貧血であった。それに、振動も加わり倒れてしまった。