秋の扇

「夏祭りとかさ。幸せだったよねー。」

ミワが遠い目をして言った。

「うん。ミワたちばれないように守るか!とかね。」

「あー!あったね、それ!行きにショウキとすれちがって焦ったりね!」

そして中二の夏。

四人でこの辺で一番有名な夏祭りに行こうと計画をたてて。

小学生のときから有名カップルだった私達に対して、付き合い始めたばかりだったミワ達が周りに見つからないように頑張ったり。

食べ物ばかり探す私にみんなで笑ったり。

そんな最高の季節だった。
< 18 / 111 >

この作品をシェア

pagetop