~二大勢力 壱〜 完

それからは怒濤の2週間だった

まず、引っ越し準備・転校手続き

それから仲間達の喧嘩の強化

それはもうスパルタですよ

時間がないんですもの

前より少しは強くなったかな?

葵は、親にお願いして転校できることになった

「お前は仲間のために転校するのか!なんていい子に育ったんだー」

って泣きながら、いい子いい子されたらしい(笑)

葵は財閥(全国No.1)のお坊っちゃまだから、お金とか心配なさそう

あっという間に2週間経ち、引っ越しの日が来た

『じゃぁ行ってくる』

翼「気をつけて」

司「さみしいー」泣

勇斗「葵、咲に怪我させるなよ?」

珍しく勇斗が起きてる・・

今日は雨?と空を見ていたら

勇斗「降水確率0%だ」

『ごめんなさーい』

葵「あとは頼んだぞ」

咲皇「「「「はい!!」」」」

口々に気をつけて!とか無事を祈ってますとか言ってくれる

『みんな』

私が話始めたら静かになった

『私のことでみんなに迷惑をかけてごめん!』

頭を下げる

周りからは、迷惑だなんて!大丈夫です!とか聞こえる

『頼れる仲間たちで本当に助かった。何かあったらすぐに連絡しろ。お前らは私が守る!!いいな?!』

「「「「「「「はい!!」」」」」」」

『いってきまーす』

大好きな仲間達に見送られ、いざ東日本へ

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