~二大勢力 壱〜 完
『着いたには着いたけど・・』

鍵かかってた

『蹴破る?』

葵「ばか」

ばか?!

『またばかって・・』

泣き真似をしたら

葵「はいはい、鍵もらってくるから待ってろ」

『はーい』

しばらく待ってたら、葵が鍵をクルクルしながら戻ってきた

葵「お待たせ」

『よく鍵借りれたね?』

葵「太郎ちゃん先生に言ったら、あっ忘れてたって言って鍵くれた」

葵はそう言いながら鍵を開けてくれた

『気持ちいいー』

爽やかな風が出迎えてくれた

日陰になる場所に座る

葵「寝れそー・・」

葵が静かに目を閉じた

『私もー・・』

二人していつの間にか寝てしまった

屋上の出入り口の鍵を閉め忘れたまま・・

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