ヲタク女と呼ばないで!

-4. チャレンジ!

さぼっちゃったよ。
ええ、さぼっちゃいましたよ。

バイトじゃなくて、大学ですけど。

朝、公園から家に帰った後は、もう爆睡状態。私を前にすれば、寝るのに1秒とかからないという、のび太くんすらひれ伏す事でしょう。

でも、あ~あ、学期末にちょっと痛いよ~。うちの美大は、美大というわりには、学期末にはレポート、テストがあったりするんだよ。

学期末は、一番重要な時期なのに~。仕方ない。今度、美緒にノートを写させてもらおう。

さてさてわたしは今、バイトのための服選びに悪戦苦闘しています。

うちのバイトは、上はユニフォームがあって、下はズホンならジーパンでもなんでもいいのです。

ちょっと安心。私服OKとなると、私の服のバリエーションは乏しいんだもん。

とはいえ、一応は女の子。ダサダサな服を着ていけば、笑われて、そして最終的にはイジメにつながることを私は知ってます!

私は現在所持している服を並べてみる。

ユニクロが大半を占めている・・・。あとはスーパーで激安で買った微妙な品々。

やばい。やばすぎる。今から新宿に出てショッピング!?いやいや、そんな時間もお金もありません!

私は、その中でも一番おしゃれと思われるものを選んだ。

ジーパン、そして少し淡い緑のパーカー。う、うん大丈夫。だ、大丈夫かなぁ。なんかいかにもヲタク臭がただよう感じなんですが。

けど、そんなこと言っている時間はないのです!もう遅刻寸前なのです。

私は、家の鍵をかけて、愛車(自転車)メーヴェをまたがった。

いざバイトへ!

私は軽やかに、うそ、全速力でバイトに向かったのです!
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