LOVEPAIN④
『それは辞めて。
あいつじゃないのは、俺が保障するから。
最近、ケイはお前の事を吹っ切って元気になって来てんだから。
そっとしといてやって』
「――はい」
そっかぁ
須田が元気に頑張っているんだな、と思って安心した
ナツキの言うように、須田はもう私にそんな事をしないのだろう
そのナツキの言葉を、信じよう
『ってか、本当にお前の電話なんなの?
またお前が電話して来るくらいだから、
よっぽどの事かと、ちょっと構えたじゃん』
そう笑っているけど、
平然としながらもナツキもそれなりに、
私に対して気まずさとかを感じているんだ