ゆいちゃんの初恋事情。
第十章

退院


私は体に異常がなかったので退院することになった


お世話になった人達にお礼をしてから帰ろうとしていると目の前に見知った人が現れた


『悠斗くん?』


私が来たことに気づいたのか私の方に駆け寄ってきた


「‥‥退院おめでと」


『‥‥ありがとう』


きっ気まずい‥‥


「じゃあ帰ろっか」


そう言って私の持っていた荷物をさりげなく持ってくれた


そのまま悠斗くんは先に行ってしまった


私は悠斗くんの散歩後ろ位を歩いていく




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