ゆいちゃんの初恋事情。

｢俺さ、優唯になんかした？最近俺を避けてるように思えたから｣


やっぱり思っちゃうよね‥‥


でも勝手に体が拒否しちゃうんだもん‥‥


『それは‥‥』


｢俺に言えない？｣


子犬のようなうるうるした瞳で言ってくる


『言っても怒らないでくださいね？』


｢うん｣


『悠斗くんを見るとイライラというかモヤモヤというかそんな気持ちが広がるんです』


｢えっ？｣


訳が分らないという顔をしている