ビターな彼氏の甘い誘惑

えぇーー?


そう・・・なのかな?


「ふふ。利理。
 眉間にしわ寄ってるよ?」


「だって・・・

 なんだろう。いまいち何を信用していいのか・・」


わっかんなぁい。


はぁっと、
もう一度ため息を吐いてから
右手にきらりと光る
指輪を見つめた。



悔しいくらいに
可愛らしく
指輪がそこにいた。



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