冷たいアイツ

変化


「えぇ~では、もうすぐ
 旅行があります」


あと、一ヶ月、
二年生最大の行事…


旅行があります!!


今日は、そのための席替えをするようだ。




「これは、一生の思い出になります。
 今回は、なりたい人と組むと
 言うことでいいですか??」


いえ~い!!
やったぁ!!

一緒になろっ!!


教室中のあちこちで、歓声と
組み始めている声が聞こえる。


誰と組もうかな…


最低限、男子三人、女子三人の班が出来ないといけない。




「渉~!!俺ら組もうぜ♪」


後ろから抱きついてきたのは、
篠だった。



「いいけど…あたし一人だし」

まだ女子と組んでいなかったあたしは、
どうしようか迷っていた。



「余った人でいいじゃん~
 とりあえず、俺らは組もうぜ♪」


いいよ。
あたしは承諾して、席に着いた。


ん??俺「ら」??

複数形なのはなぜ??


「篠??ほかに誰かいんの??」


「いつものメンバーだよ??
 タケと、オチ」

オチって言うのは、大内のあだ名。
大内啓吾。小学校が一緒だった人。
ちょっとだけ仲がいい。



「ふ~ん。そか…えっ!?!?」
< 21 / 68 >

この作品をシェア

pagetop