冷たいアイツ

「俺、ちょっと家寄ってくわ!!
 渉とタケで先行ってて」


「はぁい!!気をつけてね~」


「早く来いよ~」


通学路の途中で篠は一旦自分の家に向かった。

あたしとタケは、二人でタケの家に向かう。


「久しぶりだね♪」

「何が??」

あたしの言葉にタケは笑顔で答える。



「こうやって二人で話すの」


「そうだなぁ」


なぁんか、のほほんとした空気で
あたしたちはゆっくり歩いた。


「あっという間だったよね」

「中学校??」

「うん」

「そうかもなぁ」

「タケは、楽しかった??」

「毎日がモヤモヤしてた」

「何で??」

「お前と篠、くっつくかと思ったから」

「それは、ない」

「絶対??」

「うん」

「高校でも??」

「うん」

「嘘つけ!!」

「信じてよ!!
 タケがそう思わない限り終わんないよ。うち等は」

「だなぁ。俺愛されてるから」

「自分で言うな!!」

「ほんとだろ??」

「あたしも愛されてる証拠か」

「だな♪」


それから、自然に手をつないで。
すごく大きく振りながら歩いた。


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