前の方から誰かの足音が聞こえてくる。

姿はまだ確認できないがどうやら少し急ぎ足のようだ。


どちらにしてもこんな危険な道で人が重なってしまうなんて恐ろしい事である。

僕はニアミスを避ける為、少し広い空間に出るまで早足になった。しかし相手はさらに予想以上に早く、間に合わなかった。
 
現れたのは女性だった。しかも同じクラスの西幸絵だ。
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