17歳─恋のはじまり─
バタバタ……
「瑛司!ごめん!!」
「おっせーよ。おばさんのケーキ買いに行くんだろ」
「ごめんごめん」
千紗が慌てて靴を
履き替える。
その姿を見ながら、
瑛司が右足を
庇うかのように歩き出した。
「ん?」
「何?」
「なんか瑛司臭くない?」
「臭っ…!?や、多分…湿布…」
「え?」
右膝が痛くて
保健室で湿布をもらったんだよな…
やっぱ匂うか。
瑛司が苦笑いをした。
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