お見合い結婚


それもそのはず
早々とあたしの上の服を剥ぎ取り
首筋にキスを始めた。


「明日…早いんでしょ
寝なきゃ!」


「このまま中途半端では寝られない
由香を愛してるのを
身体で証明してやるから」


「待って…待って」


「待・た・な・い」


「もぉ~ 」


「フフフ」


遼平は笑った。


「何笑ってんのよ!」


「もぉ~とか言いながら
抵抗する気もねー癖に!」


「ちょっと!
ぜんぜんロマンチックじゃないじゃない!」


「もう いいから黙って!」


真剣な顔をしたかと思うと


「由香・・・愛してる
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
どう?ロマンチック?」


「どう?は余計な言葉!!」


でも三回も聞けたからあたしは
満足なのだ。



その後・・・
あたしたちがどうなったか?


それは 想像通りです(笑)





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