至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
「とにかく、起こしてきます」


階段に足を掛けて、一旦足を止める。


「あの、凌牙の部屋ってどこですか?」


あたしの部屋は2階だけど、この家には更に上へと続く階段があった。


外から見たら3階建ての建物。


一体どこに誰の部屋があるか把握してない。


「2階だよ!2階!上って右側の突き当たりにある部屋!」


器の中身をかっ込みながら言う大翔に軽くうなずいて、あたしはまた上へを足を進めた。
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