至上最強の総長は私を愛しすぎている。~DARK NIGHT~Ⅰ
……失敗……した?
やっぱり気づかないふりするべきだったかなと後悔していた時。
「……ジャンにプールはねぇ」
特別表情を変えずにそう言いながら再び手を動かした凌牙に、ホッと胸をなでおろした。
「そ、そっか……それじゃあ大丈夫だよね…」
そもそも学校にプールがあったとしても、凌牙が真面目に入るとは思えない。
なにが大丈夫なのかすらも言えない状態で。
無駄に会話を振ったことで、墓穴を掘ったんじゃないかと、募る焦りとは裏腹に。