KANSAI男子


「ちょっと、お母さんっ!!! 起こしてくれたっていいじゃんかっ!!!」



私は慌てベッドから飛び起きて、顔を洗って、歯磨きをして、制服に着替えてながら言う。



「何回呼んでも起きなかったわよ」



お母さんはしらーっと、自分の用意だけして「仕事行ってくるわね」と出て行ってしまった。


どんだけ自由人なんだ、私の母は…。

内心呆れながらも適当に口にご飯やらパンやらを突っ込んで家を出る。



「今日はダッシュしなきゃ」



ぼそり、と呟き走り出そうとしたとき私の隣から声が聞こえた。




< 2 / 2 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop