私の楽園。君の終焉、
藍色



バイクに跨りマンションへ帰った。


部屋に入ると先客がいるらしく革靴とピンヒールが一足づつある。


溜息を吐きながら、廊下を歩く。そしてリビングのドアを押した。


ソファーに偉そうにふんぞり返ってる金髪の男。


キッチンにいるのは銀髪の女。


「ギルベルトとアリアンロッド、アンタ達が直々に来るなんて、お疲れ様」


葉巻を咥えていた金髪の男が葉巻を手で持ち煙を吹く。


鼻筋の通った顔に白い肌、青の眼に金髪と三拍子揃ったTHE白人の男は私を見て口を開いた。


「引っ越し業者でもねぇのに荷物搬入とか糞喰らえ。ったく、俺を何だと思っていやがるんだ腹立つ。」


「まぁ、落ち着いてギル。天然物の能力者が見つかったんだし。今日はワインでも開けましょう。」


キッチンにいる女はそう言いながら白い皿を運んできた。


サーモンのマリネが盛りつけられている。





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