私の楽園。君の終焉、
実験は脳みそぱっかんとか腕を切り落とされるとかじゃあなかった。
変な注射をされて経過を見られるだけ。
小瓶から注射器に吸いだされる赤紫のサラサラとした液体は今でもしっかり脳裏に焼き付いている。
私以外にも同時期に被験者となった男の子がいた。
当時は変な気色悪い見た目だとしか思わなかったが今なら分かる
先天性色素欠乏症、アルビノの男の子だった。
私と奴は数百人に一人の適合者だった。
例の赤紫の液体に選ばれた者だ。