百か日~残された100日間の記憶~
見ているだけでいいのに、そう思っている頭とは裏腹に心は酷く痛んだ。
心よりずっと昔から見てきたのにこんなにもあっさりと取られた…。
あの頃の俺の気持ちを代弁するには相応しい言葉。
はじめはアズと付き合うつもりなんてなかった。
それでも、みゆが熱心にアズと付き合うように進めてくる…。
仕方なく付き合いはじめた。
アズのことなんて眼中になかったはずなのに、いつの間にかアズしか見えなくなっていた。