自己実現~【本当の自分】【新しい自分】【思い出】~実験小説 (馬鹿と天才は紙一重)

咄嗟の違和感、気が付くとお父さんとお母さんとお姉ちゃんがいて、テーブルの上にケーキがあった。


初めて見る景色と風景。


しかしこれが私の家族だと既に理解は出来ていた。


そして私は訳がわからないままケーキを食べ、家族と接していた。


そうしなければいけないと思った。


この私の目に映るものを見る限り、今おかしいのは明らかに自分だろうと瞬時に気付く事が出来たからだ。


そして初めての味、初めて耳にする家族と自分の声。


いや、何もかもが初めてだった。


それでもこれが私の大好きな食べ物、そしてこれが私の大好きな家族だという事も既に理解できていた。


まるで意味がわからない。


今日は一体何の日なのだろうか?


私かお姉ちゃんの誕生日?


え、お姉ちゃん?



そう、私の隣に座るのがお姉ちゃんだということもわかっていた。
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