一生に二度の初恋を『あなたへ』


家族。友達。好きな人……なんていたことないけど。


大切な人になればなるほど、自分の本音を言った後に相手にどう思われるかが怖くて、伝えることに怖じ気ついちゃう。



相手を傷つけてないか、相手に嫌われてないかそんなことばかり考えてしまって言いたいことも言えずに心に苦味を抱えながら、ただ何気無く過ぎていく日々。


それが、わたしの変わらない毎日。




変わろうとしたことだって何回もあるんだよ?


でも結局どうすればいいかわからなくて諦めてしまう自分が嫌だった。




「……ゆ……う、優……聞いて……る?」



聞きなれた声がわたしの頭の中を風のように通り過ぎていく。


はっ。そういえば今日は友達と一緒だったんだ……‼︎

< 4 / 215 >

この作品をシェア

pagetop