陽の当たる場所

中学の卒業式に告ろうって決心した。

穂花とは高校が違うし、もう会えないだろうな…そう思ったら気持ちを伝えるしかなかった。

なのに…


「松崎 穂花さん!ずっと前から…好きでした‼︎付き合ってください!」


穂花への告白シーンに居合わせた。


「えっと…ごめんなさい…。気持ちは嬉しいんだけどね…?私…好きな人いるんだ…」


そう答えた。

穂花は断った。


そう思い、嬉しかった反面…


好きな人ってことは俺も振られるかもしれない。


そんな考えが出てきた。

そして…結局告れなかった。


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