。。記憶のカケラ。。



「あの…私、手紙ー‥」


もじもじとしながら俺を上目遣いで見る。




可愛い…‥


手紙ってまさか、俺がもらったヤツ?



「これ、君が?」


女の子は顔を赤くしながら頷いた。


ちょっ…やべぇ‥
めっちゃ可愛いし。


女の子は少し小柄で、セミロングくらいで栗色の髪をしていた。


大きな瞳は吸い込まれそうになるほどに黒く澄んでいる。
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