私の初恋は彼女持ちの状態から

ヒントを頂戴と言ってきた。
これ言ったらわかりそうだけどもうここまで来たら後戻りは出来ない。
やるしかない。
俺は、
「華道部」そう一言言った。
すると、へ??という顔をした。
俺はそんな顔でさえ可愛いと思ってしまった。
心優は、
「もしかして、茶道部の間違いじゃない?」
って言いたかったのだろうけど俺は途中で違うことを言った。
「じゃあ...」
そう、経情科の華道部は心優しかいない。
もうこれで俺が心優のこと好きってわかってもらえたはず。
すると心優はとまどいながら、
「じゃあ...」といった。
俺は恥ずかしくなって、好きな人が心優であることを言った。
心優はすごく驚いた顔をしていた。
そりゃあそうだよな。
好きな奴がいるっていってその人を聞いたら自分だったらびっくりするよな。