Misaki-Forever
第七章

可愛いヤキモチ


2月14日

バレンタインデー!

朝から一斗や翔の周りは
騒がしい

そして今も


一年生のセーラー服のリボンを着けた女の子が
頬を染めて小さな箱を一斗に渡していた。

翔も遅刻ギリギリのところを待ち伏せしていた子に呼び出され渡されていた。


「一斗って…こんなに人気あったんだ!翔もスゴイねー!」



「ってか去年は、もっとだよ…今日渡す子って単に彼女いるの知らないだけじゃない?」


「ふぅーん…」



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