歌姫の恋物語〜一生の想いを唄にのせて〜
そしてまたもや、今度は
左手をみっちゃん。
右手を知らない男の人。
が、がっちり掴んで楽屋の廊下を
ものすごいスピードで走って
肝心の私は何が何だか分からず
引きずられただただ、ものすごい速さで
景色が変わっていくのをみていた。
そして、いつの間にか
“ 第3撮影スタジオ ”
の入り口に私は立って……いや、
立たされていた。
この時におかしいなとは思ってたんだ。
だってーーーー