一途な彼は俺様モンスター
笑いながら、バネちゃんに近づく空翔さん。





バシャッ

バシャバシャッ




「きゃーっ♪早いデスーー!」


そして、バネちゃんの乗っている浮き輪を押して遊び始めた。

バネちゃんは、空翔さんに遊んでもらえて嬉しそう…




こんなふうに遊んでる空翔さん見てると、なんだか癒させるな…


リラックスするというか…




あれ…

この感じ…私知ってる…?





遠い遠い…

記憶の中に…

この感じが…



閉ざされている…?







ザバーーーンっっつつ…












すると、結構な高さの波が、私たちめがけて打ち付けてきた。






「プハッ!浅海ちゃん大丈夫!?」


波が去ると、私の体には海藻が巻き付いていた。

真由子さんが、私に近づいてきて海藻を取ってくれる。




「ブハハハハ♪」

「空翔、笑いすぎだよ…」



む。




そんな私の姿を見て、大笑いする空翔さん。







バシャッ



「つ、つめてっ」




私は空翔さんに、思いっきり水をかけた。













「お腹すいたね~」

「もうお昼くらいかな?」
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