愛しい君~イジワル御曹司は派遣秘書を貪りたい~
 私が声を張り上げて言うと、誉は極上の笑みを浮かべながら私の頭をよしよしと撫でる。

「よく言えました。俺、うちのかみさんがって一度言ってみたかったんだよね」

「・・・・」

 まさか、結婚の真の目的はそれじゃないでしょうね?

 どこかの映画に出てくる刑事さんも同じこと言ってなかった?

 私、やっぱり考え直した方がいいかな。

 自分の将来に一抹の不安を覚えた。
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