大っ嫌いなアイツに恋をした。



暫くして、電気がつく。



「何やってるんだ、お前らっ!!」



ハッと気がつき入り口を見ると生活指導の怖いで有名な先生が鬼の形相をしながら立っていた。


そして、


「…っ、ぎゃあ!」


覆いかぶさる橘との距離は数センチ。



掴まれていた腕をはらい、全力で橘に平手打ち。



その後は言うまでもない。



あたしと橘はそのまま職員室に連行され
二度目の反省文を書かされることとなったのだった────。









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