ブンベツ【完】



「…ッ」


ごめんなさい。カイさん、ごめんなさい。そんな思いをさせてしまって、本当にごめんなさい。


「だからやっぱり、アイツにはハナちゃんしかあり得ないって事」


そう言うとサジさんは私の頭を撫でると、優しく笑った。


「すげー嬉しいよ。戻ってくれてありがとな」


感謝される筋合いなんて、私にはない。



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