俺様ヤンキー君と秘密の関係


そう思ってはみるものの、やっぱり気になっちゃって。



「集中しろっつってんだろ?」



「あ、ご、ごめん……!」



痺れを切らしたのか、いつまでもちら見するわたしに、さすがの一条君も呆れ顔。



ヤバイよ〜!


絶対、変な奴だって思われてるよね。


っていうか、これじゃあわたしの気持ちバレバレなんじゃ……?



そんなことを考えていると、余計に集中出来なくて頭がパンクしそうだった。



だけど、それでもなんとか必死になって問題を解いたわたしは、終わった頃にはグッタリ疲れ切ってしまっていた。


< 177 / 340 >

この作品をシェア

pagetop